突然ですが佐渡は素晴らしいです。
食は美味しいし、史跡はエモいし、海は綺麗で景色も良いです。
先日佐渡に遊びに行って再確認してきました。
ただ島なので海を渡るのが大変…!
でも行く価値は十二分にあると思う!
なので今回は佐渡への行き方と港や船での過ごし方を振り返りながら紹介したいと思います。
(佐渡島滞在中のあれこれはまた別の機会に。。。)
船の種類と佐渡での移動手段
当然ですが、佐渡島へ行くには船に乗って海を渡る必要があります。
佐渡旅行の移動手段を考える上で抑えるポイントは以下の3つです。
- どこから船に乗るか→港はどれにするか?
- どの船に乗るか→ジェットフォイルかカーフェリーか?
- 佐渡での移動をどうするか→自分の車かレンタカーか?
それぞれに特徴、メリットデメリットがあります。
順番に説明してみます。
どこから船に乗るか→港はどれにするか?
佐渡へ行くには佐渡汽船の運航する船に乗る必要があります。
以下のサイトでネット予約もできます。
佐渡へは新潟県新潟市の新潟港と同県上越市の直江津港からアクセスすることができます。
航路①新潟港〜両津港ルート
新潟港から佐渡の玄関口両津港へ行く航路です。
カーフェリーとジェットフォイルが出ています。
俺の今回のルートも新潟港ルートになります。
車を乗せるのであれば新潟港一択になります。
駐車場はすぐそばのイベント会場施設「朱鷺メッセ」と共有しており、その付近の駐車場すべてと提携しているので1000台超のキャパがあります。
佐渡汽船を利用する場合に限り、一日800円で停められるうえ、一番佐渡汽船ターミナルに近い「E駐車場」であれば駐車場内からターミナルにつながる渡り廊下があります。(雨の日でも安心ですね)
なので新潟港まで車でいくけど敢えて車は置いていくというのも大いにアリです。実際今回はそのようにしました。
航路②直江津港→小木港
もうひとつの航路は直江津港から小木港というルートになります。
こちらからはジェットフォイルのみ運航しています。
つまり直江津港から車を運ぶことはできず、
小木港からバスかレンタカー等で移動することになります。
また新潟港からだと一日5本、船が出ているのに対し、直江津港からは一日2本しか出ていません。
また、到着先の小木港ですが、両津港の方が栄えているため、
レンタカーを借りる場合でもオススメは両津港になります。
直江津港を使うメリットとしては、
直江津港の方が新潟港より近ければアクセス的に有利であること、
車を運ばないのであればジェットフォイルで比較的短い時間で佐渡へ行けることでしょうか。
ただ最短で佐渡の地を踏みたいのであれば新潟港のカーフェリー(6:00発8:30着)、
次点で新潟港のジェットフォイル(7:55発9:02着)、
直江津港からだと8:55発10:10着のジェットフォイルなので、
総合的に見ても新潟港をオススメします。
(出発地によっては朝早くなってしまいますが…)
どの船に乗るか→ジェットフォイルかカーフェリーか?
新潟港であればジェットフォイルかカーフェリーかを選ぶことができます。
シンプルな話、カーフェリーは車を運ぶことができ、ジェットフォイルは速いです。
カーフェリーだと片道2時間半、ジェットフォイルだと片道1時間2分です。
あとは車を乗せない場合、ジェットフォイルの方が高額になります。
燃料代によって運賃は変動しますが、ジェットフォイルの運賃はカーフェリーの特等席に相当します。
カーフェリーは上からスイートルーム、特等、1等、2等と座席にランクがあります。
2等席とジェットフォイルは約3〜4倍ほど運賃が違うので、速さとお金を天秤にかける必要があります。
ちなみに俺は新潟からのカーフェリーで今回は佐渡に行きました。
カーフェリーなら船内にレストランや売店があるのも魅力の一つです。
ジェットフォイルより時間はかかりますが、景色とかを楽しめるし安いのでこちらの方がオススメです!
佐渡での移動をどうするか→自分の車かレンタカーか?
カーフェリーの場合、自分の車も乗せるかどうかを考える必要があります。
佐渡を自分の車で移動するのか、レンタカーを手配するのかというところですが、
金銭面で考えるなら、佐渡旅行の泊数でどちらがお得か変わってきます。
車両運搬料金は燃料代で変動する他に車のサイズでも変わります。
また、車両代には1人分の2等運賃を含んでいます。
(差額で席をグレードアップはできます)
今回俺が車と一緒に佐渡に行くかを検討する上で、以下のように比較しました。
2人での佐渡旅行です。
- (自動車航送運賃)+(1人分の2等運賃)
- (2人分の2等運賃)+(自分の車の駐車場代)+(レンタカー代)
泊数が多いほどレンタカー代が上がります。今回1泊だったので後者の方が安かったです。
ちなみにレンタカーを借りるなら軽自動車をオススメします。
安いし、佐渡は幹線道路以外は狭い道が多いので…
佐渡旅行(乗船前・乗船中)の朝ごはんのアテ
船に乗る際は飛行機とかと同じように乗船の時間に対して余裕を持って港に着く必要があります。
特に車を乗せる場合は出航40分前には乗船手続きを終わらせている必要があるので1時間前には港に着いている必要があります。
ちなみにインターネット予約をした場合、一緒に事前決済も済ませると、ターミナルに着いてからの手続きがものすごく楽になるのでとてもオススメです!
乗船手続きを終え、船に乗るまでの間、少し時間が空いてしまいます。
旅行であれば多くの人が午前中の船に乗ると思います。
その場合朝ごはんをどうするか考えなければならないと思います。
コンビニとかで簡単に済ませるというのも大いにアリだと思いますが、新潟・佐渡旅行ならではの朝ごはんを紹介します!
佐渡汽船ターミナル内食事処「のりば食堂しおさい」
新潟港佐渡汽船ターミナルの3階待合室のカーフェリー改札口そばに手軽な食堂があります。
主なメニューとしてはそば、うどんやカレー、ラーメンなどです。
新潟名物のたれかつ丼やそばのトッピングに栃尾油揚げやながもがあるので、早いところで新潟気分が味わえます。
ちなみに俺が食べたのは豪華にもかき揚げ、卵、岩のり、そして栃尾油揚げが乗った「よくばり船乗りそば」です。
特に分厚い栃尾油揚げがお出汁をたっぷり含んでフワッとジュワッとしていて朝から良い思いをしました!オススメです!
佐渡汽船ターミナル内売店「新潟県特産館」
改札口の向かいあたりには新潟県の特産品を扱う売店があります。
おみやげ選びにもちょうど良さそうですが、出航前であれば船内で食べる用で探してみても良いかもしれません。
また、コンビニにあるような軽食もあるのでシンプルに済ませて佐渡に着いてから本気出すというのもアリだと思います。
佐渡船内スナックコーナー
佐渡行きの船で、早い便だと6時発の船もあります。
上のふたつは現在午前7時からの営業になることと、そもそも乗船手続き前後では朝ごはんにしてもやや早いかと思います。
カーフェリーであれば船の中に軽食を食べられるスナックコーナーがあります。
2種類あるカーフェリー内で食べられる「佐渡汽船カレー」もオススメです!
番外編:朝早くから営業している新潟市内のパン屋「サフラン」
佐渡汽船ターミナルまで車で30分のところに朝6時半から営業しているパン屋さんがあります。
最初の船には間に合いませんが、9:20の船であれば、7時過ぎに朝ごはんの調達をして、8時前くらいに佐渡汽船ターミナルで乗船手続きというように時間に余裕を持って朝ごはんを確保できます。
待ち時間で食べるも良いですし、船旅の中で食べるのも良いですね。
↓サフランの詳細はこちら。何から何まで美味しいパン屋です。
佐渡から帰ってくる時の過ごし方(両津港)
佐渡を一通り満喫し、本土に戻るために両津港に戻るのもやはり時間に余裕を持って戻りたいものです。
両津港に住み、乗船開始までの待ち時間の間はお土産選びか港に併設しているカフェ等でゆったりと待つのがおすすめです。
おみやげ選び
佐渡汽船ターミナルの待合室エリアと同じ階層にお土産を取り扱っている通りがあります。
お菓子や特産品、工芸品や地酒など…佐渡の島中のお土産が集まっているようなラインナップです。
おみやげ探しはここを見ればほぼ間違いなしです。
コーヒースタンド「maSanicoffee」
おみやげ売り場の真下あたりに何店舗か飲食店が並んでいます。
乗船する前の少しの時間に座って落ち着くならこの「maSanicoffee」がオススメです。
おしゃれな空間で軽食やコーヒーをはじめとするドリンクを楽しむことができます。
佐渡を離れる前、座ってゆっくり佐渡に想いを馳せるのも良いと思います。
ちなみに俺は朱鷺色が爽やかなトキソーダがオススメです。ピンクグレープフルーツの爽やかな味わいとトキの形をしたサブレがマッチします。
船内も楽しめるカーフェリーがオススメ
船内やデッキを散策できるカーフェリーを俺はオススメします。
新潟県で天気が良いと佐渡が見えますが、佐渡からも本土が見えます。
運が良ければ帰りの船で前方には新潟本土、後方には佐渡に沈みゆく夕陽となります!
この絶景はぜひ見ていただきたいです。
2時間半という時間ですが船内での過ごし方としては散策、軽食、睡眠と選択肢は広いので退屈には感じなかったです。
(内陸県住みで、海を見てテンションが上がってしまったというのもありますが)
船で行くのがメインとなっていて中々心理的ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
それでも絶対に行ってよかったと思える魅力が佐渡にあることが分かりました。
佐渡旅行、全力で推せますし、俺もまた行きたいと思ってます。
今日は、ここまで!
↓佐渡汽船公式サイト(ネット予約できます)
↓佐渡汽船乗り方ガイド(公式サイト)
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